育休明けの仕事がつらい。3回復帰したワーママが限界を感じた理由と対処法

育休復帰 ワーママの悩み・本音

育休明けの仕事がつらいと感じていませんか?

朝は子どもの準備でバタバタ。
久しぶりの通勤電車は思った以上にしんどくて、
職場では「ブランクを取り戻さなきゃ」と焦る毎日。

それでも帰宅後は家事と育児が待っていて、
気づけば自分の時間はゼロ。

私も3回育休復帰を経験しましたが、
そのたびに「もう無理かもしれない」と思いました。

この記事では、
育休明けの仕事がつらい理由と、限界を感じたときの対処法を、
実体験を交えてお伝えします。

育休明けの仕事がつらいと感じる5つの理由

育休明けの仕事がつらいのは、気合いが足りないからではありません。
むしろ、多くのワーママが同じ壁にぶつかります。

ここでは、私が3回の育休復帰で実際に感じた「つらさの正体」をまとめます。

① 思った以上に体力が落ちている

夜中の授乳や夜泣き対応が続いたままの復職。

通勤だけでぐったり。
デスクに座った瞬間「もう帰りたい」と思った日もありました。

産後の体は、想像以上に回復していません。

それなのに、
「以前と同じパフォーマンス」を求めてしまう。

これが最初のしんどさでした。

② 子どもの体調不良が続く

復帰初月、保育園からの電話が何度も鳴りました。

「お熱が出ました」
「お迎えお願いします」

職場に謝りながら早退するたびに、
申し訳なさで胸がいっぱいに。

子どもが悪いわけではない。
でも、心が削られていく感覚がありました。

③ 職場の変化についていけない

育休中に変わった人間関係、
新しい業務フロー、
知らないプロジェクト。

「浦島太郎みたいだな」と感じました。

周囲は普通に進んでいるのに、
自分だけが遅れている感覚。

これも育休明けがつらい大きな理由です。

④ 家事・育児の負担はほとんど減らない

仕事が増えたのに、
家事と育児の量は変わらない。

むしろ「働いているんだから効率よくやらなきゃ」と
自分にプレッシャーをかけていました。

結果、常に時間に追われる毎日。

“自分の余白ゼロ”状態が続きました。

⑤ 「母なのに仕事優先?」という罪悪感

一番つらかったのはこれでした。

保育園に預けて働く自分に、
どこかで罪悪感を抱いていました。

「本当はもっと一緒にいたいのに」
「子どもは寂しくないかな」

この気持ちが、じわじわ心を疲れさせます。

育休明けの仕事がつらいのは、あなたが弱いからではありません。
環境が大きく変わる“人生の転換期”だからです。

私が限界を感じた瞬間

育休明けの毎日は、正直に言えば「なんとか回している」状態でした。

でも、ある日ふと、
「もう無理かもしれない」と心が折れそうになった瞬間がありました。

ここでは、私が本当に限界を感じた出来事をお話しします。

① 保育園の門の前で泣かれた朝

復帰して間もない頃。

保育園の門の前で、子どもが私の足にしがみついて離れませんでした。

「ママ、いかないで」

その一言に胸が締めつけられて、
それでも振り向かずに歩き出した自分。

駅までの道で涙が止まりませんでした。

“仕事を選んだのは私なのに、どうしてこんなに苦しいんだろう”

この日、初めて「続けられるのかな」と思いました。

② 職場で空回りした日

久しぶりの会議。
以前は普通にできていた発言が、うまくまとまらない。

頭がぼんやりして、言葉が出てこない。

「ブランクってこんなに大きいんだ」

周囲は気にしていなかったかもしれません。
でも私は、勝手に落ち込んでいました。

“母になった私は、もう前の私じゃないのかもしれない”

そう感じた瞬間でした。

③ 保育園からの連絡が続いた週

保育園1年目は、とにかく電話が鳴ります。

発熱。
咳。
嘔吐。

「お迎えをお願いします」

その言葉を、何度聞いたかわかりません。

毎週のように呼び出しがあった時期もありました。

電話の着信音が鳴るたびに、心臓がドキッとする。
画面に保育園の名前が表示されるだけで、体が固まる。

職場に「すみません」と頭を下げ、
急いで保育園へ向かう。

子どもが悪いわけじゃない。
むしろ小さな体で新しい環境に必死に慣れようとしている。

わかっているのに、
「また早退か…」と落ち込んでしまう自分もいる。

仕事にも育児にも、どちらにも中途半端な気がして、
私はこの頃が一番しんどかったかもしれません
。

そしてもうひとつ、しんどさを強くしていたのが、家の中の空気でした。

夫は基本「ママに任せる」スタイル。
子どもの体調不良だからといって、

「俺がお迎え行くよ」

とは、ほとんど言いませんでした。

もちろん、仕事があるのはお互い様です。
でも、電話が鳴るたびに動くのは、いつも私。

職場に頭を下げるのも、
予定を組み直すのも、
夜中に看病するのも、私。

「母親だから仕方ない」

そう思い込もうとするたびに、
心のどこかで小さなモヤモヤが積み重なっていきました。

助けてほしいわけじゃない。
ただ、“一緒に背負っている感覚”がほしかったんだと思います。

そんな毎日が続き、私は気づかないうちに限界に近づいていました。

④ 何もしたくない夜

子どもを寝かしつけたあと、
キッチンに立つ気力が残っていない日がありました。

寝かしつけが長引くと、余裕はさらに削られます。

洗い物も山積み。
洗濯物も畳まれていない。

それなのに、体が動かない。

ソファに座ったまま、
ただぼーっと天井を見ていました。

「私、こんなに余裕なかったっけ?」

この時、初めて“限界”を自覚しました。

育休明けがつらいと感じるのは、特別なことではありません。
むしろ、それだけ毎日を必死に頑張っている証拠です。

でも、限界を感じたからこそ、
私は少しずつ「やり方」を変えていきました。

次に、育休明けがつらいときに実際に試してよかった対処法をお伝えします。

育休明けがつらい時の対処法

育休明けがつらいとき、
私は何度も「もう無理」と思いました。

でも、ある日気づいたんです。

環境はすぐに変えられない。
でも、やり方は変えられるかもしれない、と。

ここでは、私が実際にやって少し楽になった方法をお伝えします。

① 完璧をやめると決める

復帰直後の私は、

・仕事もちゃんとやりたい
・家事も回したい
・子どもにも笑顔でいたい

全部を100点でやろうとしていました。

でも、それは無理でした。

だからまず決めたのは、

「今は60点でいい」

ということ。

夕飯は総菜や冷食の日があってもいい。
部屋が散らかっていても死なない。

“ちゃんとしなきゃ”を手放しただけで、
呼吸が少し楽になりました。

② 家事を減らす(本気で)

仕事が増えたのに、家事の量が同じなのはおかしい。

そう思って、私は家事を見直しました。

・洗濯は綺麗に畳まなくてもいい
・アイロンはやめる
・掃除は週末まとめて
・総菜や宅配も使う

「手抜き」ではなく、仕組み化。

家事をルーティン化して「仕組み」にしてしまうと、毎日の負担がぐっと減ります。

家事を減らしたことで、
“何もしたくない夜”が少し減りました。

③ 夫と役割を“再設定”する

正直に言うと、これが一番勇気がいりました。

「私ばっかり」と思っているだけでは、何も変わらない。

感情的にならないように、
具体的に話しました。

・たまにはお迎えに行ってもらえないか
・病児対応はどう分担するか
・家事の分担はどうするか

全部は変わらなくても、
“話し合えた”こと自体が救いでした。

一緒に背負っている感覚が、少し戻りました。

④ 職場の期待値を下げる

1人目の育休復帰は、時短ではなくフルタイム勤務でした。

「みんなと同じ時間働くんだから、同じように成果を出さなきゃ」

そう思い込んでいました。

でも現実は、

夜中に起きる生活のままフルタイム。
保育園からの呼び出しもある。
家事も育児もそのまま。

以前と同じパフォーマンスを出せるはずがありませんでした。

それでも私は、自分にプレッシャーをかけ続けていました。

だからこそ、途中で考え方を変えました。

「今は“以前の私”と比べない」

フルタイムでも、
できる範囲で最大限やればいい。

上司にも、

「子どもの体調でご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、その分できることは責任をもってやります」

と伝えました。

100点を目指すのではなく、
今の自分の100%を出す。

そう割り切ったことで、
心が少し軽くなりました。

⑤ 3ヶ月だけ続けてみると決める

辞めたいと思ったとき、
私は「今すぐ決めない」と決めました。

復帰直後は、生活も気持ちも安定していません。

だから、

「まず3ヶ月」

それでも無理なら、そのとき考える。

期限を区切ると、
少し冷静になれました。

育休明けがつらいのは、あなたが弱いからではありません。
生活が激変しているのに、平然とこなせる人のほうが少ないのです。

それでも、
どうしても「辞めたい」と思う日もあります。

最後に、
辞める前に私が自分に問いかけたことをお伝えします。

辞めたいと思ったら考えたいこと

育休明け、
「もう辞めたい」と思ったことは一度や二度ではありません。

朝が来るのが怖い日もありました。

でも、感情が一番つらいときに出す決断は、
あとから振り返ると“本心”とは少し違うこともあります。

だから私は、自分にいくつか問いかけるようにしました。

① これは“今”がつらいだけ?それとも“仕事そのもの”が合っていない?

復帰直後は、生活も体力も不安定です。

寝不足。
子どもの体調不良。
慣れないスケジュール。

この状態で「仕事が合わない」と判断するのは、
少し早いかもしれません。

私は「3ヶ月だけ様子を見る」と決めました。

すると、少しずつ生活リズムが整い、
気持ちも落ち着いてきました。

② 辞めたい理由は“仕事”?それとも“環境”?

本当に仕事が嫌なのか。

それとも、

・家事負担が重い
・夫と分担ができていない
・通勤がきつい
・上司との相性が悪い

環境の問題なのか。

私は振り返ってみて、
“仕事そのもの”よりも
“余裕のなさ”が原因だと気づきました。

もし環境を少し変えられたら、
続けられる可能性もあります。

例えば、家事や育児の負担が偏っている場合は、まずは役割の見直しからかもしれません。

③ 5年後の自分はどうしていたい?

この問いは、少し冷静にしてくれました。

・今は大変でもキャリアをつなげたいのか
・一度立ち止まりたいのか
・働き方を変えたいのか

辞めることは悪い選択ではありません。

でも、“逃げるため”なのか“選ぶため”なのかで、意味が変わると感じました。

④ それでも限界なら、辞めるのもひとつの選択

私は最終的に、会社員を辞める道を選びました。

後悔がゼロかと言われたら、正直そうではありません。

でも、「あの時は精一杯だった」と思えています。

続けるのも勇気。
辞めるのも勇気。

どちらを選んでも、
あなたは間違っていません。

育休明けは、人生の大きな転換期。
つらいと感じるのは、それだけ本気で向き合っている証拠です。

今、限界を感じているあなたの心が、少しでも軽くなりますように。

まとめ|育休明けがつらいのは、あなただけじゃない

育休明けの仕事がつらいのは、決して珍しいことではありません。

体力も生活リズムも変わる中で、
以前と同じように働こうとすること自体が、とても大変なことです。

私も1人目の時はフルタイムで復帰し、
限界を感じ、後悔し、何度も辞めたいと思いました。

でも、

・完璧をやめる
・家事を減らす
・役割を見直す
・期限を決めて様子を見る

こうして少しずつ“やり方”を変えることで、
気持ちは確実に軽くなりました。

続けるのも、辞めるのも、どちらも間違いではありません。

ただひとつ言えるのは、

つらいと感じるあなたは、弱いのではなく、頑張りすぎているだけ。

今はまだ霧の中にいるように感じても、
必ず少しずつ視界は開けていきます。

どうか、自分を責めすぎないでくださいね。