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共働きの子どもの病気、休むのはいつも私問題。フリーランスになって変わった心の余裕

子どもの看病 仕事と育児の両立

我が家は共働き家庭ですが、子どもが病気の時に休むのはいつも私です。

保育園からの呼び出し電話。「お熱が38度を超えましたので、お迎えをお願いします」

その瞬間、頭に浮かぶのは「今日、会議があるのに」「納期が迫ってるのに」という仕事の心配。

そして、すぐに続く罪悪感。「また私が休むの?」「周りに迷惑をかけてる」「子どもの心配より先に仕事のことを考えてしまう自分って、ダメな母親なんじゃないか」

正社員時代は、この葛藤の繰り返しでした。

フリーランスになって9ヶ月。子どもが病気の時に対応するのは、相変わらず私です。

でも、この問題への向き合い方が大きく変わりました。

今日は、「共働きで子どもの病気、いつも休むのは私問題」について、正直にお話しします。

なぜいつも私が休むのか

共働きなのに、なぜいつも私が休むのか。我が家には、3つの理由があります。

理由1:子どもが体調不良の時は「ママがいい」

熱があるとき、お腹が痛いとき、吐き気があるとき。

子どもは「ママがいい」って言うんです。

パパじゃダメ。ママじゃなきゃイヤ。

これは理屈じゃないんですよね。体調が悪いときこそ、一番安心できる人のそばにいたい。それが子どもの本能なんだと思います。

だから、私が休む。それが一番、子どもにとって安心なんです。

理由2:夫は子どもの風邪をもらいやすく、感染すると寝込む

夫は、子どもの風邪をもらいやすいんです。

世の夫あるあるですが、ほとんど看病もしていないのに子どもが風邪をひくと高確率で感染します。そして、感染すると誰よりも本気で寝込みます。

子どもは2日で回復するのに、夫は1週間寝込む、なんてこともザラ。

そうなると、もう本当に役に立ちません。

結局、私が子どもと夫の両方を看病することになるんです。

だったら、最初から私が休んで、夫には元気に仕事に行ってもらった方がいい。そう判断しています。

理由3:夫は料理ができない

看病中も、食事の準備は必要です。

子どもが食べやすいもの、消化にいいもの。おかゆを作ったり、りんごをすりおろしたり。

でも、夫は料理がほとんどできません。

夫に任せられないから、結局私が動くしかない。

これが、共働きでも「家事・育児の負担は妻」という現実です。

正社員時代の「いつも私が休む」ストレス

正社員時代、子どもが病気になるたびに、心が重くなりました。

保育園からの呼び出し電話。

まず頭に浮かぶのは、「今日、会議があるのに」「明日が納期なのに」という仕事の心配。

子どもの心配より先に、仕事のことを考えてしまう自分。

そんな自分に、罪悪感を感じていました。

職場への申し訳なさも、ずっとありました。

「また休むんですか?」とは言われないけれど、そういう空気を感じる。周りの目が気になる。

有休が減っていく焦りもありました。

長男が保育園に入園した初めの1年なんて、有給や看護休暇などありとあらゆる休暇を使っても足りず、欠勤を重ねる日々。会社に着いた途端に鳴る保育園からのお迎え要請も多々ありました。

今思い返しても、本当に大変でした。

子どもの看病で有休を使い果たして、自分が体調を崩しても休めない。学校行事にも参加できない。

そして何より辛かったのは、子どもより仕事を優先してしまう自分への嫌悪感でした。

「お腹痛い」って朝に言われたとき、「今日は休んで」って言えない。「もうちょっと頑張れない?」って言ってしまう。

そんな自分が、本当に嫌でした。

フリーランスになって変わったこと

フリーランスになって、大きく変わったことがあります。

心の余裕が生まれた

子どもが「お腹痛い」って言ったとき、「今日は休んで病院に行こう」と言えるようになりました。

この言葉が、自然に出てくる。

正社員時代は、「どうしよう」「今日、会議があるのに」と焦っていたけれど、今は子どもの体調を最優先できます。

もちろん、クライアントへの連絡は必要です。「申し訳ございません、子どもが体調を崩しまして」と伝えます。

でも、職場への申し訳なさとは違うんです。

「また休むんですか?」という空気を感じなくていい。周りの目を気にしなくていい。

この違いが、心の余裕を生んでいます。

納期に余裕を持つことの大切さ

フリーランスになって学んだのは、納期に余裕を持つことの大切さです。

「ギリギリでも間に合う」ではなく、「子どもが急に熱を出しても対応できる」くらいの余裕を持ってスケジュールを組む。

これが、私の安心材料になっています。

子どもが3人いると、順番に体調を崩します。

だから、常に「1週間休んでも大丈夫」くらいの余裕を意識しています。

罪悪感が減った

正社員時代は、子どもが病気になるたびに罪悪感を感じていました。

「また休んでしまった」「周りに迷惑をかけた」「ちゃんと働けていない」

でも、フリーランスになって、その罪悪感が減りました。

子どもの心配に集中できる。仕事より子どもを優先できる。

この働き方が、私には合っていました。

でも、仕事を抱えているときは焦る(正直な気持ち)

完全にストレスフリーかというと、そうではありません。

納期が迫っている仕事を抱えているときに、子どもが熱を出したら、やっぱり焦ります。

「明日までに仕上げなきゃいけないのに」「クライアントに迷惑をかけてしまう」

そういう焦りは、今でもあります。

でも、正社員時代と比べたら、心の余裕が全然違います。

自分でスケジュールをコントロールできる。納期を調整できる。それだけで、気持ちが楽なんです。

それでも「いつも私が休む」は変わらない

フリーランスになっても、子どもが病気の時に対応するのは私です。

夫が頼れないという状況は、変わっていません。

「ママがいい」という子どもの気持ちも、変わりません。

でも、「休みやすさ」が全然違います。

働き方を変えることで、同じ状況でも心の余裕が生まれました。

「いつも私が休む」という現実は変わらないけれど、その現実との向き合い方が変わったんです。

共働きで「いつも私が休む」ママへ伝えたいこと

もし今、あなたが「私ばっかり」と思っているなら、その気持ち、すごくわかります。

共働きなのに、子どもの病気対応はいつも私。

職場への申し訳なさ、有休が減っていく焦り、周りの目、罪悪感。

全部、私も経験してきました。

でも、あなたは十分頑張っています。

子どもを最優先にしたいと思う気持ち。仕事も責任を持ってやりたいと思う気持ち。その両方を抱えながら、毎日頑張っているあなたは、本当にすごいんです。

もし、今の働き方が辛いなら、働き方を見直すことも一つの選択肢です。

フリーランスだけが答えじゃないけれど、選択肢は増やせます。

時短勤務、リモートワーク、転職、フリーランス。

自分に合った働き方を探してみてください。

そして、自分を責めないでほしい。

「また私が休む」と罪悪感を感じる必要なんて、ないんです。

子どもを最優先にできる、それは素晴らしいことだから。

まとめ

共働きで子どもの病気対応、「いつも私が休む」という現実。

正社員時代は、罪悪感と焦りでいっぱいでした。

子どもの心配より先に仕事の心配をしてしまう自分。職場への申し訳なさ。周りの目。

フリーランスになって、心の余裕が生まれました。

「今日は一緒にいるからね」とすぐに病院に連れて行ってあげられる安心感。子どもを最優先できる働き方。

働き方を変えることで、同じ状況でも気持ちが変わりました。

「いつも私が休む」という現実は変わらないけれど、その現実との向き合い方が変わったんです。

もし今、あなたが「私ばっかり」と思っているなら、働き方を見直すことも考えてみてください。

あなたらしい働き方を、一緒に見つけていきましょう。