朝からザーザー降りの雨。そんな日は「どうやって保育園まで送ろう…」と、起きた瞬間からため息が出ます。これほど憂鬱なミッションってないですよね(笑)朝のバタバタに加えて、びしょ濡れになる子ども、増える荷物、そしてなかなか進まない足取り…私もワーママとして、雨の日の送迎には毎回頭を悩ませてきました。自転車で転びそうになったり、傘をさして片手で抱っこしたり…思い出すだけでバタバタです。
フリーランスになった今でも雨の日の送迎は憂鬱ですが、時間に余裕ができた分、子どもと一緒に水たまりに入って遊んでみたり、雨に濡れる葉っぱを観察してみたり、少しだけ楽しむことができています。
この記事では、そんな私自身の経験をもとに、雨の日の保育園送迎を少しでもラクにする工夫を、移動手段ごとにご紹介します。便利グッズや前日の準備術など、今日から使えるヒントが見つかるかもしれませんよ。
雨の日の保育園送迎がつらい理由とよくある悩み
雨の日の保育園送迎は、本当に「修行」みたいに感じますよね。私自身も、何度「もう無理!」と思ったことか…。なぜこんなにも負担が大きいのか、きっと多くのママ・パパが頷いてくれるはずの共通の悩みや「あるある」を見ていきましょう。
雨の日の送迎が大変なワケとは?
私が「もうやめたい…」と思うほど雨の日の送迎がつらく感じたのは、やっぱり自由がきかないことが一番の理由でした。まず、視界が悪くなるだけで、ベビーカーを押すのも、自転車や車を運転するのも、いつもより神経を使います。傘をさしたり、レインコートを着たりする手間が増える上に、抱っこしている子どもや園バッグ、連絡帳なども雨から守らなければならないので、本当に手が何本あっても足りません!
さらに、濡れたレインウェアやカバンは重くなるし、保育園に着いてから子どもの着替えを手伝ったり、濡れた持ち物を拭いたり…と、通常よりも余計な時間と労力がかかります。これらの「ちょっとした手間」が積もり積もって、雨の日の保育園送迎は、体力的にも精神的にもぐっと負担が大きくなってしまうんですよね。
雨の日の保育園送迎にありがちなトラブル
雨の日の保育園送迎では、「これも試練か…」と思うような予期せぬトラブルがつきものです。例えば、朝から「このレインコート嫌だ!」「長靴履きたくない!」と子どもがグズって、出発時間が大幅に遅れる、なんてことは日常茶飯事。せっかく傘をさしても、横殴りの雨で結局びしょ濡れになったり、子どもがわざと水たまりに突っ込んでいって、靴も服もドロドロ…なんていうのも「あるある」ですよね。
自転車に乗っていると、せっかくのレインカバーが風でめくれ上がって、結局子どもが濡れちゃった!なんてことも経験しました。車でも、雨のせいで道が渋滞して、保育園に間に合わないかも…とヒヤヒヤすることも。そして、保育園に着いた途端、濡れた荷物の整理や着替えに手間取って、自分の出勤時間に響く、なんてことも少なくありません。小さなイライラが積み重なって、朝からどっと疲れてしまうんですよね。雨の日の朝は、送迎を終えて出勤していくパパやママの背中がいつもよりどっと疲れている気がします(笑)
【手段別】雨の日の保育園送迎のコツ
送迎手段は家庭によってさまざま。それぞれに合った「ラクするコツ」を押さえておくと、心にも少し余裕が生まれます。
徒歩での保育園送迎:親子ともに濡れない工夫
わが家は今、徒歩送迎をしています。1~2歳ぐらいの小さな子どもと傘をさして歩くのって、想像以上に大変です!うちの子も、レインコートは着るのを嫌がるし、傘もまだ上手にさせません。小雨くらいなら、大人が上から傘をさしてあげるればなんとかなるんですが、土砂降りの時はそうもいきません。
まずは、親が濡れない工夫が大切です。水たまりにバシャバシャ入っていく子どもを追いかけることを考えると、足元はレインブーツがやっぱり最強。両手を開けたいからレインコートを着るのも良いのですが、わが家では子どもがレインコートを着るのを嫌がり、歩いては抱っこを何度も繰り返すので、レインコートだとどうしても子どもが濡れてしまうんです。そこで私がおすすめしたいのが、片手で傘をさしていても抱っこが楽になるヒップシートです。これが本当に便利で、抱っこも降ろすのもスムーズにできますよ。最近ではカバンタイプのものもありますが、雨の日はポンっと乗せるだけのタイプの方が断然便利だと感じています。
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あと、送迎ルートも重要です。あらかじめ、水たまりや大きな段差が少ない道を選んでおくのがポイントです。少し遠回りでも、安心できる道を選んだ方が結果的に早く到着できます。
自転車での保育園送迎:安全と快適さを両立
自転車送迎は便利だけど、雨の日は準備不足だと危険がいっぱい。上の子二人は自転車送迎だったので、前後のチャイルドシートそれぞれに、しっかりしたレインカバーを選びました。ポイントは「顔まわりが広くて透明で見やすいもの」。これだけで、子どもが快適さそうにしてくれるように。
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親用には、上下セパレートのレインウェアが断然おすすめです。着るのはちょっと面倒でも、しっかり装備するだけでびしょ濡れのストレスが激減しました。
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雨の日は路面が滑りやすいので、スピードを落とし、いつも以上に慎重に運転するのが大事です。雨が上がっていても、マンホールや白線は滑りやすいので気をつけましょう!実は以前、夫が子どもを乗せているときに自転車で派手に転んでしまい、ヒヤッとしたことがありました。幸い、ヘルメットとシートベルトをしっかり着用していたので、子どもたちは大きなケガもなく無事だったので本当によかったです。
車での保育園送迎:渋滞&駐車トラブルを避けるには?
雨の日は、車で送迎する家庭が増えるため、保育園の前が大混雑しがちですよね。私も以前、「急いで出勤しなきゃいけないのに車が停められない!」と焦った経験があります。お迎えの時も、渋滞に巻き込まれて延長保育の時間ギリギリになったり…。車での送迎時は、いつもより時間に余裕を持って行動することが本当に大切だと痛感しました。
また、保育園によっては専用駐車場がなく、近隣の有料駐車場を利用しなければならない場合もあります。これから車での送迎を検討されている方は、保育園選びの際に駐車場の有無や、周辺のコインパーキングの場所を確認しておくことをおすすめします。
車での送迎の際は、乗り降り時に子どもが濡れないように工夫しましょう。傘用のマグネットストラップなどがあると、車のボディに傘を仮固定できるため、子どもの乗せ降ろしもスムーズに。ちょっとした工夫でかなりラクになりますよ。
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電車やバスを利用した保育園送迎:雨の日の持ち物&時短術
電車やバスでの保育園送迎は、雨の日になると特に周囲への配慮が必要になり、気を使いますよね。もし公共交通機関を利用するなら、荷物のミニマル化と時間帯の調整がポイントになります。
保育園用バッグは防水リュックにするなど、必要最低限のものを持ち歩くようにすると安心です。抱っこ紐を使用する場合は、抱っこ紐用のレインカバーを併用すると、お子さんが雨に濡れるのを防げます。
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また、可能であれば混雑時間を避けて、いつもより早めに出発するようにするのもおすすめです。車内が比較的空いている時間帯を選ぶことで、お子さんも落ち着いて過ごしやすくなり、親御さんのストレスも軽減されるでしょう。
雨の日の送迎が少しラクになる「前日準備」の工夫
雨の日の送迎は、当日の朝にバタバタすると、それだけで疲労困憊…なんてことになりがちです。少しでもスムーズにするために、私が実践している前日からの準備と、子どもの機嫌を保つ工夫をご紹介します。
前日のうちに準備しておきたいこと
雨の日の保育園送迎をスムーズにするための最大のポイントは、前日の準備にあります。まず、夜のうちに天気予報を必ず確認しましょう。降水確率だけでなく、時間帯ごとの雨量や風の強さまでチェックできると、より具体的な対策が立てられます。
次に、翌日使うレインウェアや長靴、傘などを玄関にまとめて出しておくこと。こうしておけば、朝の忙しい時間でも「あれどこ?」と探す手間が省けますし、子どもも「これ着るのね!」とスムーズに準備できます。特に子どものレインウェアは、汚れていないか、破れていないか、サイズは合っているかなどを確認しておくと安心です。
保育園に持っていく荷物も、可能な限り前日のうちに用意して、防水対策をしておきましょう。私は、お着替えやタオル、連絡帳などを防水バッグに入れたり、ジップロックなどの密閉袋を活用したりしています。万が一カバンが濡れても中身は無事、という安心感は大きいです。
子どもの機嫌を保つコツ&ルールづくり
雨の日の送迎で一番の難関は、やっぱり子どもの機嫌を保つことですよね。私も何度も「長靴履かない!」とか「抱っこ!」と泣かれて、心が折れそうになりました。だから、前日の夜から、雨の日ならではの特別感を演出して、子どものモチベーションを高める工夫をしています。
例えば、「明日は可愛い長靴履いて、水たまりを見に行こうね!」「レインコート着て、秘密の冒険に出かけるみたいだね!」などと声かけをすることで、雨の日の送迎をネガティブなものとして捉えさせないようにしています。あとは、雨の日の送迎に関する簡単なルールを事前に話し合っておくのも効果的です。例えば、「長靴を履いたら水たまりでは少しだけ遊んでいいけど、びしょ濡れになるまで遊ばないよ」「傘を振り回すと人や車にぶつかって危ないから気をつけてね」といった具合に、絵や写真を使って視覚的に分かりやすく説明すると、子どもも理解しやすいようです。
そして、何よりも大切なのは、保育園に着いたり、家に着いたら、「雨の日なのに、頑張って保育園行けたね!えらい!」とたくさん褒めてあげること。家に着いたら温かい飲み物を用意したり、好きなおやつを出してあげたりと、雨の日の登園を頑張ったご褒美を用意してあげるのも、子どもの次への意欲につながりますよ。
まとめ
雨の日の保育園送迎は、本当に大変で、私も何度となく「もうやだ!」と叫びたくなりました。でも、私の経験から言えるのは、事前の準備と、ちょっとした工夫、そして適切なアイテムを使うことで、そのストレスを驚くほど軽減できるということです。
この記事でご紹介した、徒歩、自転車、車、そして公共交通機関、それぞれの移動手段別の具体的なコツと、雨の日の送迎を快適にする便利グッズ、そして前日からの準備や子どもの機嫌を保つ工夫は、どれも私が実際に試して効果があったものばかりです。
完璧を目指すのは難しいですし、無理なく続けられる方法を見つけることが一番大切です。今回ご紹介した情報が、あなたとあなたのお子さんにとって、雨の日の保育園送迎が少しでもスムーズで、安全で、そして「あれ?意外と楽しかったかも?」と思える時間になる一助となれば、これほど嬉しいことはありません。
雨の日でも親子ともに笑顔で「いってきます!」と言えるように、ぜひこれらのコツを日々の送迎に取り入れてみてくださいね。