はじめまして!
東京都内在住、10歳、8歳、1歳の3人の子育て真っ只中の母、きむママ(40歳)です。
毎日時間に追われてクタクタ…。
子どもの寝かしつけと同時に寝落ちの日々…。
「自分の時間なんて夢のまた夢…」そう感じているワーママの皆さん、いませんか?朝から晩まで仕事に育児に家事。目が回るような日々の中で、「もう無理!」と感じる日もありますよね。私もまさに、そんな一人です。
このブログでは、時間のやりくりに悩み、まさにキャパオーバー寸前だった私が、40歳で会社員の肩書きを捨て、フリーランスという新しい働き方を選んだリアルな体験談をお話しします。もしあなたが今、私と同じように時間に追われ、もっと自分らしく働きたい、家族との時間も大切にしたいと願っているなら、きっと共感できるポイントや、もしかしたらヒントになるような情報があるかもしれません。
会社員時代に感じた仕事と育児の壁
前職に入社したきっかけは、派遣社員からのステップアップでした。派遣の時期を含めると15年以上ずっと同じ会社に勤めていました。いわゆるバリバリのキャリアウーマンというわけではありませんでしたが、仕事は好きで、責任感を持って取り組んできたつもりです。結婚後も仕事を続け、上の2人の子どもが生まれてからも、育児休業を挟みながら復帰してきました。
当時はまだ幼かった長女と長男を育てながらの会社員生活は、正直言って綱渡りのような毎日でした。朝は子どもの準備をしてから満員電車に揺られ、会社では集中して仕事に取り組み、終業後は保育園へお迎えにダッシュ。家に着くと、待っているのは怒涛の夕食準備と入浴、寝かしつけ。子どもたちを寝かしつけながら寝落ちしてしまうなんてことも日常茶飯事でした。
もちろん、会社には育児に理解のある制度や文化があり、周囲の同僚や上司にも恵まれていました。それでも、子どもが熱を出せば仕事を休まざるを得ず、急な呼び出しで早退することも珍しくありません。特に長男はアレルギー体質で体が弱く、毎日のように保育園からお迎えの電話が鳴る日々でした。周りに迷惑をかけているのではないかという罪悪感と、休むことで仕事のスピードが落ちてしまう焦りで、常に心が休まることはありませんでした。
それでも、2人目までは何とか回っていたんです。自分の年齢も今より若かったこともありますが、疲れていても、子どもたちの笑顔を見れば「明日も頑張ろう」と思えました。しかし、私にとっての大きな転機は、40歳を目前にして、3人目の子ども、末っ子が生まれたことでした。
年の差があるため、上の子たちはだいぶ手がかからなくなっていたものの、そこに赤ちゃんが加わったことで、私の生活は一変しました。上2人と同じく0歳児から保育園に入れ、育休から復帰した後は、保育園への送り迎え、夜泣き、離乳食の準備、そして何より、小さな子どもは目が離せません。仕事が終わってヘトヘトの状態で、子どもたちのお世話をこなす体力も気力も、アラフォーの私には正直言って限界だと感じていました。
会社員として働く中で、自分の時間はほとんどなく、常に何かに追われている感覚。心身ともに疲弊しているにもかかわらず、仕事の質を落としたくない、子育てをおろそかにしたくないという思いが、私をがんじがらめにしていました。
「このままでいいのだろうか?」
ふと、立ち止まって考える時間が増えました。子どもたちとの何気ない瞬間をもっと大切にしたい。彼らの成長をもっと近くで見守りたい。そして、私自身も心に余裕を持って、好きなことに挑戦できる時間を作りたい。そんな思いが日増しに強くなっていきました。仕事は好きだけど、この働き方では、いつか心も体も壊れてしまうかもしれない。そんな漠然とした不安が、常に私の心を占めていたのです。
私がフリーランスを選んだ理由
会社員時代、時短勤務や在宅勤務などその時々の自分のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を選択してきたつもりですが、常に「時間が足りない」と感じていました。会社の時短制度は、あくまで「定時より早く帰れる」という制度であって、業務量が減るわけではありません。むしろ、限られた時間の中で、いかに効率よく業務をこなすか、というプレッシャーは相当なものでした。
在宅勤務制度も自宅で仕事ができるメリットはたくさんありましたが、出社しないことで大事な会議に参加できなかったり、メンバーとのコミュニケーションがうまく取れず取り残されたような気持ちになることも多々ありました。
「このままでは、仕事も育児も中途半端になってしまう」
「子どもたちの成長をもっと間近で見ていたい」
「自分のキャリアも、子育てを理由に諦めたくはない」
そんな思いが募り、私は会社員の肩書きを捨てるという大きな決断をしました。40歳で会社を辞める。 周囲からは「大丈夫?」「もったいないよ」という声もたくさんありました。もちろん不安も大きかったですが、それ以上に「このままではいけない」という強い気持ちがあったのです。
会社員という安定した肩書きを手放すこと、収入が不安定になること、そして本当にフリーランスとして成功できるのかどうか。でも、それ以上に、「このまま会社員として働き続けたら、私は後悔するだろう」という思いの方が強かったんです。そして、40歳という節目に、私は長年勤めた会社に退職届を提出しました。フリーランスとして、「子育てと仕事、どちらも諦めない」という新しい働き方に挑戦することを決意したのです。
フリーランスになって変わったこと
フリーランスになって、一番大きく変わったのは「時間の自由」です。
会社員時代は、朝9時から夕方5時まで、仕事をすることが義務でした。もちろん、その中で最大限のパフォーマンスを出すよう努めていましたが、子どもが熱を出した時や、学校行事がある時など、どうしても融通が利かない場面が多々ありました。
今は、自分で仕事の時間をコントロールできます。子どもが学校や保育園に行っている間に集中して仕事を進めたり、体調が悪い時は無理せず休んだり、子どもが急な熱を出しても焦らず看病に専念できます。
もちろん、フリーランスにはフリーランスの難しさもあります。収入が不安定だったり、仕事の獲得からすべて自分でやらなければならなかったり。孤独を感じることもあります。でも、そのすべてを自分で決めることができる「自己決定権」があることで、会社員時代にはなかった心の余裕が生まれました。
例えば、学校の振替休日や長期休暇には子どもたちと一緒に出かけたり、自分の体のメンテナンスにも時間を使えるようになりました。たったそれだけのことが、私にとっては本当に大きな変化だったんです。
この心の余裕が、子どもたちとの時間も、仕事への集中力も、そして何よりも私自身の笑顔を増やしてくれました。私が笑顔でいることで、子どもたちの心も安定したように思います。
このブログで伝えたいこと
フリーランスになって数ヶ月が経ちましたが、正直言って毎日が試行錯誤の連続です。自分の仕事のペースを掴むこと、仕事と家庭とのバランスを取ること、経理や税金のことなど、会社員時代には意識しなかったことにも向き合う必要があります。
しかし、一番の変化は、心にゆとりが生まれたことです。会社員時代のように時間や場所に縛られることがなくなり、子どもの体調不良にも柔軟に対応できるようになりました。習い事の送迎をしたり、学校のお迎えに行ったり、これまで以上に子どもたちとの時間を大切にできるようになったんです。
もちろん、フリーランスは楽な道ではありません。でも、私はこの働き方を選んで本当に良かったと思っています。自分の力で収入を得る喜び、仕事の面白さ、そして何より、自分らしい生き方を見つけられたことが、私にとって何よりも大きな収穫です。
このブログ「きむママ日和」では、私自身の経験を通じて、以下のような情報を発信していきたいと考えています。
- フリーランスの働き方: 会社員からフリーランスへの転身のステップ、仕事の見つけ方、時間管理術、税金や保険のことなど、これからフリーランスを目指す方や、すでにフリーランスとして活動している方に役立つ情報。
- 仕事と育児を両立するためのヒント: 時短家事テクニック、家族との協力体制の築き方、心の持ち方、ストレス解消法など、忙しいママたちが心身ともに健やかに過ごすための具体的なアイデア。
- 年の差育児のリアル: 10歳、8歳、1歳という3人の子どもたちの育児の日常、それぞれの年齢に合わせた関わり方、年の差育児ならではの喜びや工夫など、私の体験談を交えながら正直にお伝えします。
「もう無理!」と感じる日もあるけれど、子どもの笑顔のために、そして自分の夢のために、日々奮闘する働くママたちの力になれたら嬉しいです。私自身、まだまだ試行錯誤の毎日ですが、このブログを通じて、同じような悩みを抱える皆さんと繋がることができたら、こんなに嬉しいことはありません。
フリーランスという働き方は、すべての人に合うわけではないかもしれません。でも、もしあなたが今の働き方に疑問を感じていたり、もっと自分らしい生き方を模索しているなら、私の経験が何かのヒントになるかもしれません。
一人で抱え込まず、一緒に乗り越えていきましょう!
これからどうぞよろしくお願いします!
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